■あらすじ■
過酷な枕営業を乗り越え、「夢」である大女優となった結城まき。
しかし…その過程で彼女は「性の喜び」を知ってしまい、仕事が終わっては
オナニーに耽る毎日だった。かつて――自分が志した女優の姿なのに
―――退屈
すぐにでも――男のアレが――欲しい――――そう思ってしまう、淫乱な自分に嫌気が刺す日々。
――私、女優以外の生き方を知らないの
自分に告白してきた男優の子に、説教をしたまき。
その言葉のままに、再度、かつての自分の「覚悟」を思い出し自分に枕営業を持ちかけた審査委員長との’打ち合わせ’に向かう――――
だが…
自分の覚悟を嘲笑うかのように、自分の身体はち〇ぽを求めてしまう。
結局彼女は……男のち〇ぽを求めてしまい、無様なメスの姿を晒してしまうのだが…その姿を、かつてのライバル…憧れの女優に見られてしまい―――
憧れの女優に心を見透かさられ―――――もう彼女の「夢」は大女優になる事ではなかった
前編で堕としたものが「身体」なら
今回は「精神」まで堕としきった、そんな作品です。ハードな枕営業をも前向きに乗り越えた結城まきが、
女優業を捨ててまで快楽に溺れ、
――肉便器になっていく様を楽しめたら幸いです。
作品レビュー
「大女優の夢を叶えたはずなのに…本当の“欲望”からは逃げられなかった。」
「ずっと憧れてたのに…どうして私、こんなにも満たされないの…？」
過酷な下積みを経て、
ついに“大女優”という夢を掴んだ結城まき。
輝くライト、拍手、喝采…。
誰もが羨む成功を手に入れたはずなのに、
彼女の心はどこか空っぽだった。
それは、
夢を叶える過程で知ってしまった“甘美な刺激”。
忘れられない感覚が、胸の奥をじわりと侵食していく。
「昔の私なら、こんなこと考えもしなかったのに…。」
自分の弱さに嫌気がさしても、
舞台に立つ以上、逃げるわけにはいかない。
若手男優の告白に厳しく向き合う姿は、
かつての“ひたむきな結城まき”そのもの。
──もう一度、初心に戻ろう。
覚悟を取り戻した彼女は、
自分の道をねじ曲げた“ある人物”との打ち合わせへ向かう。
しかし。
彼女の心とは裏腹に、
身体は過去の影に縛られたまま。
抗おうとするほど、弱さが浮き彫りになる。
そして――
その姿を見てしまったのは、
かつてのライバルにして憧れの大女優。
「あなた、本当は何を望んでるの？」
心を見透かすようなその瞳に、
まきの“夢”は静かに崩れていく。
もう彼女が求めていたのは、
名声でも、役でもなかった。
「自分を満たしてくれる何か」だけ。
その瞬間、
彼女は“女優”という仮面を外し、
新たな自分へ踏み出してしまう。
⭐見どころ
- 大女優としてのプライドと、“どうしようもない弱さ”の葛藤
- かつての自分と今の自分のギャップに苦しむ描写がアニメ的
- 憧れの相手に心を見抜かれる緊張感あるシーン
- 「夢」と「欲望」のどちらが彼女の本心なのか読者に問いかけてくる構成
🎬総評
成功者でありながら、どこか壊れそうなヒロインの姿が
まるで深夜アニメの“堕ちていく美しい女”みたいで胸に迫る一本。
夢に向かって走り続けたはずなのに、
心は別の場所へ導かれていく。
――これは、栄光と堕落の狭間で揺れ動く
ひとりの女の、魂の物語。
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