一億万軒茶屋のエロ漫画・同人誌

一億万軒茶屋

怖がり後輩とホラー映画を観たらなぜかセックスしてた【一億万軒茶屋】

本作は冒頭からノリがいい。ホラーが苦手な主人公をからかう、生意気な年下の後輩・サキ。売り言葉に買い言葉で始まる「ホラー映画鑑賞会」という、ごくどうでもいいきっかけが、想像もしない方向へ転がっていきます。肝心のホラー映画は、驚くほど怖くない。むしろ退屈。ところが、横を見れば――なぜかサキがガチで怯えている。この時点で立場は完全に逆転し、“からかう側”と“からかわれる側”が入れ替わる構図が完成します。仕返しのつもりで軽く脅かしたところから、事態は一気に暴走。サキの取った行動は理屈も常識もすっ飛ばしたもので、「怖いから」「聞いたことがあるから」という曖昧すぎる理由でエスカレートしていく展開が、とにかく勢い任せで楽しい。