鼻高モアイ NTRた母【鼻高モアイ】
家庭を壊したのは、ほんのひとときの寂しさだった。愛されたくて、誰かに触れてほしくて。でも、気づいた時にはすべてを失っていた。夫にも、息子にも、もう戻る場所はない。そんな三浦佐江の前に現れたのは、勤務先のスーパーのオーナーの息子・英太。まだ若くて、残酷なくらい真っ直ぐな瞳。その視線は“女”を忘れた佐江の奥底に火をつけていく。「旦那さんに、捨てられたんですか?」その一言で、胸の奥の糸がぷつりと切れた。“可哀想な女”として見られているはずなのに、その目の奥には、どうしようもない欲と支配の光。それでも――佐江は拒めなかった。久しく忘れていた「求められる」という感覚。母でも、妻でもなく、ただ一人の女として見られる幸福。年下の男に抱かれながら、彼女は罪と快楽の狭間で、少しずつ“生きる意味”を取り戻していく。
