お姫様のエロ漫画・同人誌

本作の面白さは、まず夫婦関係の反転にある。国を救った英雄・ガゾンと、闇エルフの姫将軍・ミラルース。表向きは気品と威厳に満ちた理想的な政略結婚に見えるが、物語は「妻の欲望が夫婦の関係性を裏側から書き換える」点で一気に加速する。周囲の視線とは裏腹に、ミラルースが抱えるのは、従来の姫像から大きく外れた嗜好。それを知ったガゾンが拒絶ではなく受容を選び、夫として、そして“役割を引き受ける存在”として関係を深めていく流れが印象的だ。評価したいのは、単なる支配・被支配に留まらず、夫婦の合意と信頼が土台にある点。主従の構図は倒錯的だが、そこに感情の断絶はなく、むしろ互いの望みを叶えるための関係として描かれている。いわゆる重い凌辱ではなく、嗜好を共有した結果のエスカレーションとして成立しているのが強み。

1本目（16P）姫様の食欲を刺激して、王国軍の重要機密を聞き出そうと、日夜過酷な拷問を続ける魔王軍幹部。毎回食欲だけでは飽きるので、今回は違う方向性で攻めようと、捕らわれた姫様にありがちな性的拷問をする事にな・・果たして姫様は、王国軍の秘密を守る事ができるのか。2本目（8P）ダンジョンで仲間たちとはぐれて、一人魔物に捕まってしまったエルフの魔法使いは、魔物の繁殖の為の苗床にになってしまう。何とか間一髪で仲間に助けられるエルフだったが、その腹の中には無数の魔物の子種が取り残されていた。早く子種を取り出さねば、子種が宿主の栄養を吸い取り、命の危険に関わってしまう。果たしてエルフの魔法使いは、助かるのだろうか。の2作品が収録されています。