三つ編みのエロ漫画・同人誌

海鳥プロジェクト

鬼髪の刃【海鳥プロジェクト】

捕らわれ、傷つきながらも希望を失わなかった二人の少女――禰豆子と甘露寺蜜璃。物語は、彼女たちが“鬼の闇”の中で試され、心の強さを取り戻していく過程を描く。長い髪を切る行為は、単なる外見の変化ではなく「過去を断ち切る」象徴。涙を流しながらも、前を向く彼女たちの姿は、悲しみの中にある尊厳を静かに物語る。そして物語の終盤で蜜璃が見せる笑顔には、戦士としてではなく“ひとりの女性”としての再生が宿っている。
蛸壷屋

甘露寺蜜璃の婚活【蛸壷屋】

舞台は大正時代。“鬼狩り”として日々を戦い抜く中でも、人としての幸せを求める者たちがいた。恋○が挑むのは、剣の試練ではなく「結婚」というもうひとつの戦場。任務に追われる日々の中で芽生える感情、そして“嫁”として見られることへの戸惑い。戦いの裏にある人間味や、時代が抱える男女の価値観が丁寧に描かれる。蛸壷屋らしい社会風刺と心理描写の鋭さが光り、「大正という時代における女性の立場」や「愛と義務の衝突」が作品全体に漂う。リョナ描写は象徴的に使われており、暴力ではなく“時代の理不尽さ”を表現するための装置として機能している。
nikukyu

シスターは祈らない【nikukyu】

就活の挫折から宗教色の強い学園に流れ着いた主人公と、清らかなシスターとの出会い。善行をしても報われない…そんな諦めの気持ちを抱えた主人公に、シスターが語る“神様の導き”。そのやさしい言葉は、逆に主人公の心をざわつかせ、抑えていた衝動を解き放ってしまう――。