伊達ろく 俺が代理種付することになった人妻橘しずかさんはなんにも知らない!!その2【伊達ろく】
「次は男の子をお願いできますか?」――一通の手紙に綴られたその言葉は、主人公・斉藤にとって、長い時間を支え続けてきた唯一の拠り所だった。それから一年半。ついに彼女――橘しずかが東京へやって来る。目的はただひとつ。再び“命を宿すため”の時間を共に過ごすこと。世間を知らず、これまで田舎から出たことのなかったしずかが、見知らぬ都会で過ごす、わずか6日間。舞台は斉藤の住むワンルーム。限られた時間と空間の中で、二人は再び、歪で重たい関係へと踏み込んでいく。
