ぽりうれたん 新妻の小春、ネトラセ【ぽりうれたん】
うわぁ…これは**“幸せのはじまり”がゆっくり壊れていくタイプの心理ドラマですね。最初のページから、絵に描いたような新婚生活の温度感が伝わってくるのに、その幸せがどこか薄氷の上にあるような不安**を感じさせるんです。小春は、いわゆる“理想の妻”。控えめで、優しくて、夫を立ててくれる。でもその優しさが、夫の「歪んだ欲望」を許してしまうきっかけになる…。“愛しているからこそ拒めない”という心理描写がものすごくリアルで、読んでいると「やめておけ」「それは愛じゃない」と言いたくなるのに、本人は“夫婦のため”と信じて突き進んでしまう——。それがやがて、彼女の中で“愛情”と“服従”の境界を溶かしていく。静かな展開なのに、ページをめくるほどに心がざわつく作品です。
