もすきーと音。 文学少女は染められる3【もすきーと音。】
気弱で健気な幼馴染・凛ちゃんが、夏休みを境に“女”として踏みにじられていく――その描き方がリアルすぎる。浴衣姿でのデート、あのキラキラしたシーンから一瞬で地獄に突き落とされる。相手が最悪な男だからこそ、凛の「どうしようもない弱さ」と「それでも愛されたい願い」が余計に刺さる。サトルくんも最初はただの“優しい男の子”なんだけど、物語が進むにつれて、彼自身の無力さと覚醒が交錯してくるのが熱い。「守りたいのに守れない」っていう少年の葛藤が、夏の蝉の声みたいに痛く響くんよ…。
